TPSの根底を流れる「恕」の精神とは
一つの製品が出来上がるまでのそれぞれの工程が、自分の都合で生産性を上げようとすると、工程ごとに生産する量はまちまちになってしまいます。しかしながら、販売してお金を頂ける量は実際に売れた量でしかない。残りはすべて廃棄。この廃棄を絶対に出さないことを目指すのがJITの精神、すなわちTPSです。だからTPSでは、個人の技量で競争させて量を出してゆくやり方は、決して採らない。
それよりも、チームトータルのパフォーマンスを上げてゆく方が目標をいち早く達成できる。仲間と協力したり、手伝い合うことで、仲間にも認められ、やりがい、生きがいが持て、職場に「わくわく」感がみなぎる。これを実現するのが「恕」の精神なのです。
